メキシコの「死者の日」というと、パレードや街中のイベントを楽しみにしている方も多いと思います。
実際、この時期のメキシコシティではいろいろなイベントが開催されていて、それだけでも十分楽しめます。
でも、せっかくこの時期にメキシコへ来るなら、
「死者の日って本当はどんな日なんだろう?」
というところまで知ってみるのもおすすめです。
そこでMTFがご案内しているのが、Mixquic(ミスキック)。
今回は、11月1日または2日に参加できる
「ミスキック×UNAM 死者の日ツアー」の流れに沿ってご紹介します
せっかくの死者の日。
ガイコツメイクをしたり、花飾りをつけたり、少し準備をして参加すると気分もさらに上がります。
準備ができたら集合場所へ。
日本語ガイドと合流して、まず向かうのはメキシコ国立自治大学(UNAM)です。
メキシコシティ観光では歴史地区やレフォルマ周辺を訪れることが多く、南部まで行く機会は意外と少ないかもしれません。
でも、UNAMには見てほしい建築やアートがあります。
大学のキャンパスは世界遺産にも登録されていて、特に有名なのが中央図書館。
建物の壁一面を巨大なモザイク画が覆っていて、メキシコの歴史や文化が描かれています。
写真で見るのと、実際に目の前で見るのとではやっぱり迫力が違います。
そして、1968年のメキシコシティ・オリンピックでメイン会場として使われたオリンピック・スタジアムも外から見学します。
UNAMを出たら、そのままさらに南へ。
UNAMを出たら、そのままさらに南へ。
移動中には、死者の日シーズンに合わせたスナックBOXもご用意しています。
食べながら、日本語ガイドからこれから向かうMixquicや死者の日について話を聞きながら向かいます。
中心部を離れると、車窓の景色も少しずつ変わってきます。
観光地らしいエリアから、住宅街や地元の人たちが暮らす町へ。
普段メキシコシティを観光しているだけでは、なかなか見る機会のない南側の景色です。
そしてMixquicが近づいてくると、道沿いの雰囲気もさらに変わります。
死者の日の飾りが増えて、屋台や食べ物を売るお店もたくさん。
町に近づくにつれて、死者の日らしい雰囲気がどんどん増していきます。
Mixquicに到着したら、まずは町の中心にある教会・墓地付近までご案内。
ここからは自由時間です。
自分のペースで町の中を歩いてみましょう。
通りにはマリーゴールドや、カラフルな切り紙飾り「パペル・ピカド」。
華やかな衣装をまとったガイコツの女性「カトリーナ」に出会うこともあります。
この時期は地元のお祭りのようなにぎわいもあり、屋台もたくさん並びます。
歩いているだけでも楽しいのですが、Mixquicで見てほしいのは、こうしたにぎやかな部分だけではありません。
町の中を歩いていると、家の中に死者を迎えるための祭壇「オフレンダ」が飾られていることがあります。
写真や花、食べ物など、家によって飾られているものもさまざま。
ひとつひとつにどんな意味があるのか、死者の日にはどのように家族を迎えるのか。
そのあたりは、日本語ガイドの説明を聞いてから町を歩くと、見えるものも少し変わってきます。
『リメンバー・ミー』を見たことがある方なら、
「あ、これかも」
と思う景色に出会うかもしれません。
ただ、ここにあるものは映画のセットではありません。
今も実際に、それぞれの家庭で続いている習慣です。
昨年のMTFツアーでは、参加されたご夫婦が自由時間中に、あるお宅のオフレンダを見せてもらっていたところ、
「一緒に食べていきなよ」
と、そのご家族から声をかけてもらったこともありました。
そこでいただいたのは、その家庭で作られた地元の料理。
レストランを探しても、なかなか出会えないような料理だったそうです。
もちろん、毎回こんなことがあるわけではありません。
でも、こういう予定していなかった出会いや思い出ができるのも、実際にローカルな町の中を歩く面白さだと思います。
自由時間は、路地を歩いたり、壁画を探したり、屋台をのぞいたり。
気になる場所を見つけながら、自分のペースで歩いてみてください。
お腹が空いたら、死者の日の時期に食べられる甘いパン「パン・デ・ムエルト」や、トウモロコシを使った温かい伝統ドリンク「アトレ」を試してみるのもおすすめです。
【11月1日と2日の違い】
参加日は11月1日または11月2日。
ツアーの基本的な流れは同じですが、参加する日によってMixquicの雰囲気はかなり変わります。
11月1日は、11月2日に比べると比較的落ち着いています。
町の中を歩いたり、屋台をのぞいたりしながら、Mixquicの死者の日をゆっくり楽しみやすい日です。
家々の飾りや町の様子を見ながら、自分のペースでローカルな雰囲気を楽しみたい方には11月1日もおすすめです。
そして11月2日。
この日はMixquicの死者の日のクライマックス。
夕方から夜にかけて、家族がお墓をマリーゴールドで飾り、たくさんのろうそくに火を灯します。
この、墓地にろうそくを灯して故人を迎える時間が「アルンブラーダ」です。
日が落ちるにつれて、ひとつ、またひとつとろうそくの灯りが増えていきます。
昼間とはまた違うMixquicを見ることができる日です。
その分、11月2日はMixquicを訪れる人も多く、町の中はかなり混雑します。
ゆっくり町を楽しみたいなら11月1日。
Mixquicを代表するアルンブラーダを見たいなら11月2日。
同じツアーでも、参加する日によって楽しみ方が少し違います。
そして夜、メキシコシティへ戻ります。
長い1日ですが、ただ死者の日の写真を撮って帰るだけのツアーではありません。
町を歩いて、
地元の食べ物を食べて、
実際に暮らしている人たちの死者の日を近くで見る。
帰るころに、
「死者の日って、こういう日だったんだ」
と少しでも感じてもらえたら、Mixquicまで行く価値は十分あると思います。
パレードや街中のイベントももちろん楽しいです。
でも、せっかく死者の日の時期にメキシコへ来るなら、今年はもう少しローカルな死者の日も見てみませんか?