学生旅行で

カンクンに行ってみた

カンクン学生旅行レポート

こんにちは。大学2年の伊藤です。私の9 日間のカンクンの旅の記録を紹介させていただ きます。

・1 日目 日本出国



・2 日目 ロサンゼルス到着、ホテルで一泊

私は飛行機酔いが激しくて全然寝れない体質なので、ロサンゼルスで一回しっかり休みました。

カンクンは日本から遠いので、乗り継ぎを含めて少なくとも合計 17 時間くらいかかります。

フライトの疲れを取りたい方はロサンゼルスで一休みするのもアリかもしれませ ん。



・3 日目 ロサンゼルス出発、カンクン到着。MTF の送迎車でホテルへ

カンクン国際空港の入国審査の列はすごく長くて、カンクンが外国人に人気の観光地であることを物語っていました。

カンクン国際空港の出口付近にはツアーの勧誘やタクシーの勧誘の人がいっぱいいて、

捕まらないようにツーンとした感じで空港の出口へ向かって歩きましたが、友達とはぐれてしまいました。

そう、なんと友達は勧誘の人に捕まっていました。(笑)

「もー何してるの! めんどくさいことになったわ!」と思って友達のところまで戻り、

イライラしていると、勧誘のメキシコ人が「ツアーの予定は?」と聞いてきたので

「もう決まってます!」って言って逃げようと思ったら「ホテルは決まってる?」と続けざまに聞いてきました。

「Aloft です!」と言って、きっと別のホテルをお勧めしてくるんだろうな、

めんどくさいな~と思っていたら「Aloft ね!めっちゃ立地良いよね!お土産買うところもクラブもいっぱいあるよ!

おすすめはマンダラっていうクラブだよ!」と意外な答えが返ってきました。

商売目的というか、普通に人と喋っている感覚で良かれと思って色々教えてくれようとしてるんだな、と。

ネットで調べると「メキシコ人は勧誘がしつこいので無視すること」と書いてあるものばかりでしたが、

実際はそんなことはありませんでした。

もちろん毅然とした態度で断るのは大事だけれど、断った後はむしろ私たちのために色々教えてくれようとしてくれたり、

世間話したりして、本当に人懐っこい人柄の人が多くて、全然身構える必要なんかありませんでした。

逆に勧誘のおじさんと仲良くなって世間話するのは楽しかったです(笑)

出口を出たところにはタクシーの勧誘や送迎のプレートを持った人がたくさんいましたが、

ここでもタクシーの勧誘の方に声を掛けられ、「送迎を予約してある」と言うと、「どの会社?」と一緒に探してくれました。

送迎の方も、ホテルのベルボーイも人懐っこい楽しい方で、ホテルの部屋につくまで楽しかったです。

ホテルは 7 日目まで Aloft Cancun というホテルに素泊まりしました。



・4 日目 マヤシャトルのツアー(グランセノーテ、チチェンイツァ、ピンクレイク)

4:45 にホテルのロビーに降りて、ツアーのシャトルに乗りました。

他のお客さんも迎えに行って、グランセノーテに行く前にトゥルムのスーパーでトイレ休憩がありました。

メキシコのトイレは…何というか…汚かったです(笑)

MTFのInstagramでトイレ事情を紹介しましたが、それを上回るトイレ事情でした。

まず、便座カバー(男の人がトイレする時に上げるやつ)はないほうが多かったです。

外国人観光客向けのホテルなど以外では便座カバーはないものと思った方がいいかもしれません。

ではどのように用を足すのかというと、便座にトイレットペーパーを敷くか、空気イスです。

私は潔癖症なので空気イス派だったのですが、用を足しにくいのなんの(笑) 

また、本当にトイレットペーパーを流すのはダメで、隣のゴミ箱に捨てていました。

これは水圧が弱いからなのですが、トイレットペーパーさえ流せない水圧ですので、

たまにう〇ちも流れてなくて、トイレのドアを開けて「ギャァア」ってなりました。

今後カンクンに行かれる方はお気を付けてください(笑)


あ、でも、このスーパーではちゃんと良いこともありました。

駐車場の横にあった屋台のタコスが美味しかった!

私の中では、カンクンで食べたタコスの中でここのタコスが一番おいしかったです。

私は、チキンのタコスを注文しました。トマトと生玉ねぎのサルサにパクチーが効いてて、

絞ったライムの風味がさっぱりして、日本のタコスとは違う本場の味でした。

メキシコのタコスはサルサに必ずと言っていいほどパクチーが使われていて、ライムを絞るのが普通のようです。

ちなみにこの屋台のタコスはひとつ1.5 USD(米ドル)という破格の現地価格 でした!


サルサ<チキンなスーパーを出て30分くらいでグランセノーテに着きました。

グランセノーテはとても神秘的でした。少し寒かったですが、セノーテの水は温かかったので気持ちが良かったです。

ライフジャケットとシュノーケルセットを貸してもらって

初めてシュノーケルをしたのですが、最初は全然息ができないものですね(笑)

慣れてくるとプカプカ浮きながらセノーテの水中の世界を楽しめるようになってきて、亀や光のカーテンが見られます!

運動音痴で泳げない私でもできたので多分コツさえつかめば誰でも楽しめると思います。

セノーテはジャングルに囲まれていて、周りは南国の森の雰囲気なのにセノーテのある場所だけ洞窟で鍾乳洞があって、

青い透明の水が張っていて、本当に不思議な空間でした。


余談ですが、我ながらここに防水スマホケースを持って行ったのはファインプレーでした。

ほぼずっと濡れているので防水スマホケースがなかったら写真を撮るのは難しかっただろうし、

セノーテの水中の写真も撮れたので本当に持って行って良かったです。

でも、靴は失敗しましたね(笑)私はこの時、布ベルトのサンダルを履いていたのですが、

グランセノー テでビショビショになってチチェンイツァまでずっと足元が気持ち悪かったので、

濡れてもいいサンダルで行くか、サンダルが濡れないように地面に置く用のタオルがあると便利かもしれません。


セノーテの次はチチェンイツァに着きました。チチェンイツァは世界中の観光客でいっぱいでした。

ピラミッドなどの遺跡は大きな広場にあって、広場までの道や広場周辺にはマヤ族の方々のお店が並んでいます。

実はここのお店が結構コスパが良いので、ここでもっとお土産を買っておけば良かったなー、と少し後悔しています。

カンクンのダウンタウンのMercado 28 というローカルな市場も行かせていただきましたが、

安いお店を探せばチチェンイツァの方が安く買えるのではないかな、と思います。

チチェンイツァのお店の方々が私たち日本人を見て

「ホトンドタダ!」「シマムラプライス!」と言っていたのが面白かったです。

「ホトンドタダ」と言ってくる人のところは本当に破格なので今度行くことがあったらそこでお土産を買いたいです(笑)


遺跡は、思っていたよりも大きくて貫禄がありました。

ただ遺跡を眺めて歴史の話を聞 くだけじゃなくて、古代マヤの人々が残した「仕掛け」が体験できたのが面白かったです。

例えば、ククルカンの神殿という真ん中のピラミッドの北東で手をたたくと、ククルカンと いう神様の「声」が聴けます。

本当にククルカンの正面の北東側の限られた場所からじゃな いと「声」は聞こえませんでした。

これを古代人が作ったのは本当にすごい!他にも古代マヤの人々は遺跡建築に仕掛けを施していて、

それを体験するからこそ古代マヤの高度な文化と学問の発達が感じられて感動しました。

漫画ワンピースの空島の生贄のシーンの元ネタになっている通り、古代マヤには生贄の文化があって、

壁のレリーフには生首がたくさん描かれていました。うーん、不思議な世界観ですね。

でもその高度な学問と古代人の野蛮さのミスマッチがとてもミステリアスで魅力的でした。


チチェンイツァの後は、ガイドの鶴巻さんがマヤ村のローカルなレストランに連れて行っ てくれました。

そのレストランは豚の燻製が有名らしいので、それが食べられそうなメニューを注文しました。

タコスとタコスのソース、燻製肉とフリホルという小豆のスープ、別で注文したハイビスカスジュースをいただきました。

全部美味しかったです!

私は小豆が苦手なのでスープは少し飲みにくかったですが、特に燻製肉が香ばしくてとても美味しかったです!

少し多かったので残った分はテイクアウトさせていただき、ホテルに持って帰りました。

本格的にローカルなレストランで食事をしたのはこれが最初で最後だったので、

お店の親切なマヤの女性も、コバエの多いローカルな感じも、

外で音楽を大音量で流しながらタコスを焼いている音も匂いもすべて良い思い出です。


ツアーの最後にピンクレイクに行きました。

思ったよりピンクで素敵でした!

個人的には湖よりも、強めの潮風と爽やかな空気が気持ち良くて印象に残っています。

湖の沖?というか端?には細かい泡がいっぱいで、道も泡で白くなっていました。

触るとベトッとしていて、塩の結晶が出てきます。

ピンクレイクは人口の塩田で、塩の濃度が高いことでピンクに見えているそうです。

ピンクレイクは観光化されていてフォトスポットがたくさんあり、写真映えする写真がたくさん撮れました。


マヤシャトルのツアーは一日かけてカンクン周辺の絶対行きたいスポットを回ってくれるし、

何より現地に詳しい日本人ガイドさんが色々教えてくれて、

私が予約したツアーの中で最も満足度が高い充実した時間が過ごせました。



・5 日目 ウミガメ、MUSA、座礁船スノーケリング

この日は朝時間があったのでホテルに近い公共のビーチplaya caracolをお散歩しました。 

見てください、このサラサラの白い砂浜と空色・ソーダ色・ターコイズブルー・群青の 4 色 の海!すごくきれいですよね~。


その後はウミガメ+MUSA+座礁船のスノーケリングツアーに参加しました。

小舟で移動し、ひとつの小舟に操縦士さん 1 人、ガイドさん 1 人、

水中カメラマンのお姉さん1 人、私と友達を含め 3 グループが乗っていました。

こちらは英語のツアーだったので、聞き逃したりしないかな、大丈夫かな、泳げるかなと少し心配でしたが、全然楽しめました!

そもそも重要な指示はガイドさんが海に浮かびながら簡単な英語で叫ぶだけなのと、

期せずして前日にセノーテでシュノーケルの予行練習をしたので、超運動音痴で泳げない私でもシュノーケリングできました!

フィンを動かすのはコツを掴むまでジタバタしたし、

もちろん潜ることはできなかったけれど(潜れる熟練者の方が少なかった)、水面からでも海の世界を楽しめます!

初心者さんもご安心を!魚がいっぱいいて、カラフルな熱帯魚の群れもたくさん見られます。

この魚の群れが近づいても全然逃げないので、群れの中を通ることもしばしば(笑)

ウミカメも結構見られます。

私は合計 4 匹見ました。一回、同時に 2 匹見られました!多分その日同時に2匹見たのは私だけ!だと思ってます!

座礁船もロマンがありました。

あと座礁船の周りが、一番熱帯魚がたくさんいて海の中の世界の一部になってる、と感じられました(笑)


色々心配だったけれど、なんだかんだ濃い思い出ができたツアーでした。

最後に 35 ドルで 水中カメラマンのお姉さんが撮ってくれた写真パックを買いました。

最初は「ちぇっ高いな」 と思ったけれど、港に携帯を置いてくるので自分で写真は撮れないし、

150 枚くらいきれいな写真が入っているのでこれは買って良かったと思います。

あと、裏ワザのようなものをお伝えしますね(笑)

シュノーケル中はガイドさんを追って泳ぐのですが、

私はどうしても自分のグループのガイドのおじさんと他のグループのガイドのおじさんの見分けがつかなくて、

水中カメラのお姉さんを追って泳いでいました。そうして、狙ったわけではないですが、

他の人よりもいっぱい写真を撮ってもらえていました!

これからこのツアーに参加する方は良かったら参考にしてみてください(笑)


ツアーとは関係ありませんが夜は Casa Rolandi というイタリアンのお店に行きました。

ここの店員さんたちがみんな気さくで楽しかったのですごくいい思い出になっています。

日本では考えられませんが、用もないのに5分に一回くらい喋りに来てくれるんです(笑)

マヤ系のおじさんがマヤ語を教えてくれて、その後マヤ系の方に覚えたマヤ語を言ったら大ウケされました。

メキシコ人がカワイイのは、私たちと喋った後に「ねえねえあの日本人マヤ語知ってるんだよ」と他の人にも喋りに行って、

それを見てまた私たちがマヤ語を言うとみんなでゲラゲラキャッキャ喜んでくれるんです(笑)

それでまた友達も連れてきて喋りに来たりして(笑)

みんな普通にしてるんだろうけど、そのオープンな感じと子供のような純粋さ、

楽しくみんなで生きている感じが、すごく深く刺さりました。



・6日目 トゥルム遺跡半日ツアー

この日はトゥルム遺跡の半日英語ツアーに参加しました。

トゥルム遺跡の半日ツアーは英語のツアーでした。

遺跡まで長い道を歩いていくのですが、青い鳥やイグアナなどのジャングルの変わった動物たちを見ることができました。

にしても暑かった!日差しが強かったのでサングラスと帽子を持って行って良かったと思いました。

遺跡群のあるエリアへの入り口はマヤアーチ状のトンネルで、「別世界への入り口」っぽくてワクワクしました。

ちなみに出口もトンネルでした。


遺跡エリアに入ると海がどこからでも見れるものだと思っていたのですが、

崖までは少し勾配があり崖の方まで登らないと海は見えませんでした。

その代わり、思っていたよりも多くの建築物があって広かったです。

あと思っていたよりもたくさんイグアナを見ました。

トゥルム遺跡だけで5,6匹見ました。本当はもっといたかもしれないのですが、

何せイグアナは遺跡の色に溶け込んで全く動かないものですから気づくのが難しいんですよね(笑)


トゥルム遺跡は城塞として築かれましたが、国際交易所としての役割も持った商業都市であったそうです。

マヤ語で元々の名前を Zama と言うらしいのですが、これは日の出を意味しているそうです。

なぜならマヤの都市の中でここが一番に日の出るところだからだとか。

素敵!あと、正直に言うと、ガイドの方の英語がちょっと聞き取りづらくて説明を十分に理解できなかったので、

日本語ガイドさんを頼んだらもっと楽しめたかな、と思いました。


崖を上って海辺まで行くと有名な海と遺跡のコラボレーションが見られました。

トゥルムから見えるカリブ海は広くてきれいで、ぼーっと見ている人や写真を撮っている人がずらーっと海沿いに並んでいました。

トゥルム遺跡から入り口に戻るにはジャングルを通るのですが、ゴムの樹やサル、イグアナ、アライグマなども見ることができます。


長い道を戻ると、お土産屋さんがあります。

観光客向けのお土産ショップが高いのはもちろんですが、

マヤ族の方のお店もチチェンイツァに比べてかなり割高でした。

後からMTFのスタッフさんに聞いた話だとトゥルム遺跡は物価が高いそうです。

でも、実は日本を出てからずっと不眠が続いていてフラフラだったので、

お土産屋さん内に入っていた薬局で睡眠薬を買いました。

私たちは入りませんでしたが、駐車場の横にココナツジュースが飲めるところがあったので、

次行く時は飲んでみたいです。



・7 日目 市場散策 in Mercado28

この日は MTF の杉浦さんに案内していただいて市場を散策しました。

カンクンのダウンタウンにある Mercado28 という市場で、本物のローカルな雰囲気が味わえました。

ホテルゾーンから市バスに乗って行きました。

最初に地元の方で賑わうタコス屋さんに連れて行ってもらったのですが、

ここのタコスは他で食べるタコスと一線を画していて、

茹でたチキンを包丁で叩いてお玉いっぱい分くらい大量に乗せてくれました。

サルサ<チキンなボリューミーなタコスでした!

あとメキシコのオレンジジュースも飲ませていただいたのですが、

文字通り生搾りでオレンジをそのまま飲んでいるみたいで美味しかったです。

市場は雑多でカラフルで、地元感があって、チチェンイツァくらいお土産を安く買えました。

私は、ガイコツ3つで 10USD、手縫いのバッグ2つ+ポーチ1つで 35USDで買いました。

こういう地元のお店は値切られるのを前提に価格設定しているので、強気に値切りました。

観光客なので地元民ほど負けてはくれませんが、全然安くお土産を買うことができて得した気分です!

また、私はスペイン語を勉強中なので、値切り交渉でたくさんスペイン語の会話ができたのが楽しかったです。

アメリカなどでは、英語を話せるのが当たり前のように会話が進みますが、

メキシコで私がスペイン語を話すと「スペイン語喋れるの?どこで勉強したの?どこ出身なの?」と

興味津々に聞いてきてくれます。優しい(泣)

もちろん全然つたない下手なスペイン語なのですが、それでも喜んでくれて色々なフレーズを教えてくれたりします。

この市場のお皿屋さんのおじさんが

¿Qué onda, cabrón? ¿Qué pasa güey? (たぶんwhat’s up, dude?くらいのノリ) というのを教えてくれました。

これも別の場所でメキシコ人に言ってみたらゲラゲラきゃっきゃして大ウケでした (笑) 

あと、客引きのお兄さんが、口説いてるのか客引きなのか

微妙なラインでいっぱい話しかけてきてくれて面白かったですね(笑) 

「俺の店でデートしなーい?」という客引き、面白くないですか?(笑) 

面白さに負けて結局お店入ってしまいました。

所持金が残っていなかったので何も買いませんでしたが。

そうやってたくさんのメキシコ人と楽しくおしゃべりできたのがこの市場の1番の思い出になりました。

お皿屋さんのおじさんも口説いてきたお兄さんもきっと一生忘れません。

いつか MTF で市場散策のツアーができるようになるといいですね!

夜に、MTF の方に教えていただいたレストランRestaurante Hacienda el Morteroに行きました。

何と言ってもこのレストランは、メキシコの無形文化遺産マリアッチを聞けるの が魅力です!

絶対メキシコ来にたら聞きたかったので、聞けてよかった!

カンクンに行く 方はぜひ行ってみてください。

メキシコ料理店で海鮮が美味しくて、どんぶりサイズのグラスで

メキシコの有名なお酒マルガリータをいただけますよ~(笑)

少しお高めで、2人で 100USDくらいしましたが、それだけ払ってもまた行きたいです。



・8日目 オールインクルーシブのホテルでホカンス

この日は朝 Aloft Cancunを出て、Hotel NYX Cancunへ行きました。

Aloft Cancunは合計4泊してスタッフさんと仲良くなった頃だったので少し惜しかったですが、

最後「バイバイ」じゃなくて「またね」と送り出してもらえて、温かったです。

私が出会ったメキシコ人はみんな温かかったですね。

一方、最後の Hotel NYX Cancun は初めてのオールインクルーシブ!

15:00までは部屋が使えなかったので、オールインクルーシブの施設を楽しみました!

といってもずっと海にいました!カンクンのホテルゾーンは 7 の形なのですが、

7の上側よりも右側の方が海がきれいだそうで、このホテルは右側にあったので海を存分に堪能させていただきました。

ビーチサイドに設置された寝転べるイスでぼーっと海を見て、気が向いたら海に入りに行って…すごく贅沢な時間でした。


カンクンの海は波が高い、とネットに書いてありますが、あれは本当だと思います。

海に入るのはいいものの、ナガシマの波のプールの倍以上の大きな波がしきりに来ます。

最初は波に体が持って行かれて怖かったですが、慣れてくると波に合わせてジャンプするのが楽しくて、

1人で30分以上遊びました(笑)

あと日本の海よりかなりしょっぱかったです(笑)

お腹が減ってきたのでビーチサイドを周っているスタッフさんに声をかけ、

ハンバーガーとオレンジジュースをいただきました。

このハンバーガーのお肉が BBQ で焼かれていて香ばしくて、

その後ロサンゼルスで食べた本場アメリカのハンバーガーよりも全然美味しかったです(笑)

NYX は料理が美味しいという評判は本物ですね。

そうこうしている間に部屋が使える時間になったので部屋に行ったら、まあ大きい!

アパートの一室のようにいくつも部屋があって、家族で住んでいる私のマンションの部屋よりも大きかったです(笑)

シャワーもトイレも 2 つずつ、しかもバルコニーはオーシャンビュー!

たぶん一生に一度の贅沢ホテルでした!夜はビーチサイドのレストランへ行きました。

ドリンクとメインは注文しますが、正直料理を頼まなくても全然満足できるくらい豪華なビュッフェがついていて、

サラダ・パン・ピザ・パスタ・海鮮・デザートが食べ放題でした。

どれも美 味しかったです。個人的には生牡蠣が美味しかったなぁ。

このホテルで一つ惜しかったことといえば、 21:00-22:00 はとなりのビーチクラブがうるさかったですね(笑)

まあ寝れたのでよかったですが。早朝から予定がある方は耳栓があると便利かもしれません(笑) 

全体的にはこのホテルすごくよかったです。部屋は広くて快適だし、

ビーチも使いたい放題レストランは食べ放題(しかも超おいしい)で120USDは絶対に安すぎます。

私はdeluxe roomに泊まってこれほど広くて快適な部屋だったので、それより上のランクの部屋は想像がつかないです。

ハネムーンの方にはもう少し贅沢でお城のような豪邸感のあるホテルの方かも良いかもしれませんが、

お手頃でカジュアルに贅沢な気分を味わえるので学生旅行や友達との旅行、家族旅行などに向いているホテルでした!



・9日目 カンクン出発、ロサンゼルスで乗り継いで台北へ

ロサンゼルスの乗り継ぎが12時間あったのでロサンゼルス市内観光の日帰りツアーに参加しました。



・10 日目 台北到着、日本に帰国

カンクン滞在は思っていたよりもはるかに充実したものになりました。

最初はメキシコという国に対して治安が悪そうなイメージがあり、

カンクンに行くのもあまり乗り気ではありませんでした。

むしろ乗り継ぎのロサンゼルスの方が楽しみだったくらいです。(笑)

でも、実際カンクンに行ってみると自然も歴史も人々もとっても素敵な場所で、

特に明るくてハッピーに生きるメキシコ人たちが大好きになりました。

帰りにロサンゼルスでも半日ツアーをしましたが、どこか物足りなく感じるほどカンクンは魅力的で、

親切で笑顔いっぱいの温かいメキシコ人が恋しかったです。

本当にカンクンは素敵な場所で、メキシコがもっと近ければ来年にでもまた行きたいくらいです。

治安も本当に心配する要素が全然なくて、大学生の女子 2 人で行きましたが、全然怖い目に遭いませんでした。

私も友達も一人でホテル周辺をウロウロしたし、夜に2人でクラブ の前を歩いたりもしましたが、何ともなかったです。

友達は一人の時にコンビニの前で麻薬の売人に声を掛けられたと言っていましたが、

私はビビリであまりホテルから離れず大通りしか歩かなかったのでただ楽しかったです。

スリ対策や細道に入らないことなど基本的なことさえ守っておけば何事もなく旅行を終えられると思います。

言語は、英語かスペイン語が話せると便利かな、と思いました。

私たちは大学のスペイン語学科に所属しており2年間専門的にスペイン語を勉強していますし、

私がまあまあ英語を話せる(3年前に英検準一級取得)ので、言語的な障害はあまり気になりませんでしたが、

やっぱり日本語はほぼ全く通じないので、英語かスペイン語は少しでも話せたら便利かな、と思いました。

カンクンは遠いのであまり日本の方に知られていないのが残念です。

もしカンクンに行くか迷っている方がいらっしゃれば、ぜひ思い切ってカンクンに行ってみてください。

きっと一生モノの思い出と自分の中の価値観の変化が得られます!

とにかく絶対に行って良かったと思えます。

特に学生の方は、大人になる前にラテンの価値観や生き方に触れられるのはとても意義のある事だと思います!

この記事を見てカンクンの魅力が少しでも伝わったなら嬉しいです。

機会があればぜひ、カンクンに行ってみてください。