徹底解説!
高速バスADOの乗り方
MTFの【コスパ旅】や【ベアフットツアー】で利用することの多い高速バスADO(アーデーオー)。
カンクンやメキシコシティ滞在中、真っ赤な車体に白いロゴの入った
大型バスを見かけたことのある方も多いかもしれません。
ADOはメキシコ国内でも最大級の高速バス会社。
カンクンからプラヤデルカルメンやバジャドリドへ行く便だけでなく、
メキシコシティからプエブラ、オアハカへ行く路線などメキシコシティ以東・以南のエリアを幅広くカバーしています。
ただメキシコ在住者でない方にとっては言葉の面などから
ハードルの高い交通手段と感じられるかもしれませんね……。
今回はそんな不安を払拭すべく、ADOの乗り方や注意点を徹底解説します!
≪チケットの見方≫
ADOのチケットはPDF形式の電子チケットと、ターミナルで購入する紙のチケットの2種類。
MTFで手配する場合、ほとんどのお客様へ電子チケットでお渡ししています。
チケットが届いたら乗車日/時刻・出発地/到着地が間違っていないか・座席番号を確認しましょう。
座席番号は紙チケットであれば[ASIENTO]の文字の下にある数字を、
電子チケットであれば一番上、座席マークの横に書かれた数字をチェック。
電子チケットを受け取った方は、チケットに書かれたQRコードを乗車時に読み取りますので、
すぐ表示できるようにスマホなどに保存しておきましょう!
≪乗車の仕方≫
今回はMTFで一番利用頻度の高い路線・カンクン⇔バジャドリド間を例にご紹介しますね。
メキシコの高速バスは10分~20分程出発が遅延することもありますが、意外にも大幅に遅れることは稀です。
乗り遅れのないよう、余裕をもって出発時刻の10分~15分前までにはバスターミナルに到着するようにしましょう。
≪カンクンのバスターミナルから乗車する場合≫
①バスターミナルの建物に入ったら、右奥の待合室に向かいます。
待合室の入口でチケットを確認されますので、警備員にチケットを提示しましょう。
②待合室の中にある乗り場入口の上にあるスクリーンで、乗車手続きが始まっているか確認します。
バスの停留所番号が確定するとスクリーンに表示されるようになります。
スクリーンに中々表示されない場合は、入口付近にいるスタッフにチケットを見せて確認しましょう。
③乗車手続きが始まると、スタッフが大声でバスの行き先を叫び始めます!
チケットをすぐに出せるように準備し、乗車エリアの入口から入場します。
④搭乗手続きを行います。紙のチケットの場合は運転手に紙を提示、
電子チケットの場合は運転手が持つ専用端末でQRコードを読み取ってもらいます。
⑤大きな荷物がある場合は、搭乗手続きが終わったら
大型バスの場合はバスの脇へ、スプリンター車両の場合はバスの後ろ側へ回って荷物を預けます。
荷物積み込みを担当するスタッフから荷物の引換券を渡された場合は、
下車時までなくさないように保管しておきましょう!
⑥いよいよバスに乗車!頭上にある荷物置き場に席番号が振られているので
チケットに表示された番号の座席に座りましょう。
≪バジャドリドのバスターミナルから乗車する場合≫
①建物に入ったら、右手奥にある、上部にオレンジと黒の看板がある乗車エリア入口に向かいます。
②入り口脇にあるスクリーンを確認、または入口付近にいる警備員にチケットを提示し、
乗車手続きが始まっているかか確認します。
以後③~⑥はカンクンと同じです!
≪注意事項≫
※スプリンター車両の便に乗車する場合※
チケットに[ADO CONECTA]と書かれている場合、スプリンター車両での運行便です。
車内にトイレがついていないため、お手洗いは乗車前にターミナルで済ませておきましょう。
ターミナルのトイレは有料・入口の機械にメキシコペソ硬貨を入れて中に入る仕組みになっています。
もし利用する可能性がある場合は、小銭を用意しておきましょう。
※バジャドリド発カンクン行き スプリンター車両便に乗車する場合※
カンクンのバスターミナルへ到着する前に「TELEBODEGA」という大きな白い建物の脇で停車することがあります。
バスターミナルではないので、車両が停車しても絶対に降りないでくださいね!
必ず建物の近くに大きなモニュメントのある、大きなバスターミナルで下車してください。
カンクン・バジャドリド以外の都市でも、バスターミナルの構造は違えど乗車手順は同じです。
メキシコシティ以北はPRIMERA PLUSやETNといった他高速バス会社が主流ですが
乗車手順やチケットの見方はADOと似ているので、乗車予定の方はこちらの記事を是非参考にしてみてくださいね。